2008年4月25日金曜日

Frankenstein's Monster (1983) (Atari 2600)



動画 ― Frankenstein's Monster for the Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Data Age (1983)
評価 B-
 
世間にあまり知られれていないこのゲームは、Atari 2600用にサードパーティが製作した、プレイヤーを魅了するタイトルのひとつだ。
このゲームは目新しくて面白味のあるホラー・モチーフに特徴があり、そしてそのゲーム内容は驚くほど洗練されている。
プレイヤーは小さくてカラフルな男を操作して、画面の上段に仁王立ちしているフランケンシュタインをレンガのカベで覆っていく。
もしフランケンシュタインのエネルギーが満たされると、彼は自由の身となってしまい、やっかいなことになる。
フランケンシュタインは緑色の大きな男となって、傍若無人の限りをつくすようになってしまうのだ。
このサイコ野郎を身動きとれないようにしておくために、主人公はダンジョンに潜り込み、レンガを取ってこなければならない。
危険に満ちた多数の困難が用意されたステージを横断していくという『Frankenstein's Monster』のゲーム内容は、多くの部分を『ピットフォール』(Activision ,1982)から借用している。
このゲームには数々の穴が用意されており、クモやゴーストが出現し、さらに一見ただの水のようにみえる“酸性のプール”なんてものまである(ヒント:タイミングよく穴から落ちれば、丸太の上に乗ることが出来る)。
浮かんでいる丸太の上を飛び跳ねていく時は、『ピットフォール』をプレイしている感じにすごく似ている。
また、クモに触れるとポイントが減ってしまうというスコアリング・システムも『ピットフォール』に似ている。
主人公がレンガを持って戻ってくると、スクリーンは次の画面に移る。そこでプレイヤーは迫り来るコウモリの群れを避けていくことになる。
ステージが進むにつれて障害物が増えていき、さらにプレイヤーは時間制限にも注意を払わなければならない。
定期的に発生する雷光と雷鳴は、モンスターが力を得ていくということをプレイヤーに知らせる。
操作は反応がいいけれど、許しがたいところもある。
例えば穴のふちに向けて歩いていくと、プレイヤーは穴の中に滑って落ちてしまう。
主人公は既定の距離しかジャンプすることが出来ない。
そして「目的の場所に着地するにはどこからジャンプすればいいのか」といった距離感を修得するには時間がかかってしまう。
それでもこのゲームは難易度の高さや多様性、そしてクールなエンディングのおかげで良く出来た作品といえる。
フランケンシュタインがエネルギーを充分に満たした時に、粗末な拡大縮小エフェクトを用いて、フランケンシュタインがドスンドスンと足を踏み鳴らして画面のこちら側に向かってくる。
最終的に画面全体が緑色に変わる ― これはフランケンシュタインが近距離で尻を出したためだ! なんと無礼な!
『Frankenstein's Monster』のゲーム内容はオリジナルなものとはいえないにしても、ユニークなテーマと奇想天外な仕掛けによって、プレイしてみる価値のあるものになっている。