2008年5月23日金曜日

Cosmic Avenger (1981) (Colecovision)



アーケードからの移植作。
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。http://www.videogamecritic.net/colecoae.htm#Cosmic_Avenger
 
発売元 Universal (1981)
評価 B-
 
不当に『スクランブル』(私の長年のお気に入りのゲーム)とこのゲームを比較することで、私の最初のレビューはいささか過度に手厳しいものになってしまった。
Cosmic AvengerはColecovisionのゲームの中でもより多くアクションの要素が詰まった、プレイヤーの手腕が問われ、意欲をかき立てられるタイトルのうちの一つだ。
この横スクロール・シューティングでは、プレイヤーは地上にある敵の軍事施設に爆弾を落としながら、飛んでくる敵のロケットや宇宙船(それらの多くは『スターウォーズ』に出てくるTIEファイターの様な形をしている)にミサイルを撃っていく。
このゲームには、与えられた時間でやらなければいけない事が沢山あるのだが、それらを片付けていくために必要となるアクションはとても熱い!
大抵、私はColecovisionのゲームで遊ぶ際にはスキルレベル3(アーケードと同じ難易度)で遊ぶことを好むのだけれど、このゲームの場合は難しくてプレイするのがとてもキツくなってしまう。
プレイヤーが操る宇宙船を画面の右側に寄せると、自機の速度が増す。そのために、プレイヤーは自機を右へ寄せたいという誘惑に駆られるが、私はその行為を自制することを強くお勧めする。なぜなら、フレーム・レートが落ちてギクシャクしてきて、画面がかなり雑然としてくるからだ。
むしろ自機を左側に寄せて速度をゆっくりと保ち、仕事を入念にこなしていく方が、事態をそつなくこなしていくためにはずっと良い。
時折、熱追尾式ミサイルにつきまとわれる事があるのだけれど、プレイヤーはそのミサイルをうまく誘導すれば敵が発射してくるロケットなどにそれを衝突させることが可能で、私はその仕様がとても好きだ。このコンセプトはこのような昔懐かしいゲームにはとても先端的なものだ!
欠点は、Cosmic Avengerの当たり判定が不規則だという所にあり、物体が爆発している所に自機が触れると、自機が破壊されてしまう点が私は好きになれない。より良く出来た(『スクランブル』も含めた)シューティング・ゲームだと、プレイヤーはいつも満足に浸りながら敵の物体が爆発している所を通り過ぎていけるものだ。
また、水中のステージで、音波探知機が甲高くピュンピュンと音を鳴らすので、しばらくの間その音が神経に響いてイライラしてしまった。
そのような欠点はあるにせよ、Cosmic Avengerはとても面白いスペース・シューティング・アクションを提供してくれているし、その上このゲームは極めて中毒的である。