2008年6月2日月曜日

Haunted House (1981) (Atari 2600)


これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://www.videogamecritic.net/2600hl.htm#Haunted_House

発売元 Atari(1981)
評価 B+

『ホーンテッドハウス』の見た目は悪く、もしプレイヤーがデフォルトのバリエーションでしかプレイしなかったとしたら、このゲームをかなり粗悪なものだと思ってしまうかもしれない。
しかし、もしバリエーション 9(訳注:もっとも難易度の高い設定)に挑戦してみると、このゲームがアクションやサスペンス、さらには戦略性にまで富んでいる難易度の高いアドベンチャーゲームだということが分かるだろう。
ゲームの目的は三つに分かれた壷の破片を見つけて、四階建ての屋敷から逃げ出すことだ。
プレイヤーは四角い二つの目玉を操作するのだけれど、マッチによって照らされた主人公の周辺にあるオブジェクトしか見ることが出来ない(訳注:バリエーション 1(最も簡単な難易度)だとマッチがなくても部屋全体が見渡せる)。
この視界が制限されるというエフェクトは、以前にAdventure(Atari,1980)で採用されていたものだ。
屋敷には、三種類のクモ(青いクモ、オレンジのクモ、赤いクモ)やコウモリ、そしてゴーストがうろついている。
クリーチャーは滑らかに動作する。私はクモが足をピクピク動かすその様が好きだ。
それらのクリーチャーに触れると主人公は死んでしまうが、ありがたいことにプレイヤーには九つものライフが用意されている。
各フロアは六つの四角い部屋で構成されているのだけれど、鍵をかけられたドアの存在がプレイヤーの進んでいく方向を探していくのを困難にしている。
鍵を所持することによって、プレイヤーは部屋から部屋へ自由に行き来することが出来るようになる。しかし、鍵と壷の破片を同時に所持することは出来ない。
杖を使うと主人公はコウモリとクモから姿を隠すことが可能になるが、その効果はゴーストには通用しない。
モンスターを走って避けていくことは出来るけれど、モンスター達は集団で襲ってくる。
コウモリは主人公の所持しているアイテムを盗んでいってしまうので、代わりにわざとクモに噛まれることがしばしば良い戦術になる。
『ホーンテッドハウス』は決して華やかではないけれど、さまざまな要素が組み合わさる事によってゲームは活き活きしたものになる。ライフがひとつしか残っていない状態で、破片をすべて集めて完成された壷を持ちながら入り口に戻っていく道順を探している時は、かなりゾクゾクする。
次に進んでいくドアの後ろに何が待ち受けているのか予想することはできない。
足音やカミナリ、ヒューヒューとうなる風、そしてドアがバタンとしまる音などの生き生きとしたサウンドエフェクトがアクションをより引き立たせる。
(もしプレイヤーが無事に屋敷から逃げ出せたとして)ファイナルスコアは残っているライフと使ったマッチの数によって決まる。
Atari 2600で恐怖をプレイヤーに与える様なゲームを製作するのは容易なことではないけれど、アタリは『ホーンテッドハウス』でかなりいい仕事をした。