2010年10月7日木曜日

Solar Storm (1983) (Atari 2600)



動画 ― Solar Storm sur Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 imagic (1983)
評価 B+
 
どうして私は長い年月の間、この宇宙を舞台にしたシューティングゲームについて書いていなかったんだろうか。それにしても、このゲームはとても素晴らしい!
『ソーラー・ストーム』はパドル・コントローラーを用いて敵を攻撃し続けるといったシンプルなコンセプトのゲームだが、このゲームを極めるのは難しい。
プレイヤーの操作する大砲は画面の底に位置し、炎に包まれた流れ星とエイリアンが乗っている虹色の宇宙船が下降してくる。
ファイアーボタンを押すと破壊力のあるレーザービームが発射され、そのレーザービームに当たると標的は瞬時にして崩れる。
はじめの方のステージでは、プレイヤーは正確にエイリアンに狙いを定めることができ、それらの敵の多くを簡単に破壊することが可能なので、パドルコントローラーのおかげでとても精度の高い操作性を与えられたと感じるかもしれない。
反対に、それらのエイリアンはプレイヤーと同じタイプの威力のあるレーザーを放ってくる――そしてそのビームは(とてもスピードが速いので)避けることは不可能なのだ。
この仕様のためにゲームはいささか公平さを欠いたものになってしまっているが、エイリアンは一回しかビームを発射することができないという事を知っておくと便利だ。
その一方で、プレイヤーは狂ったように何度もレーザーを発射できる。これは実にいいアイデアだ!
唯一プレイヤーがビームを発射するのを止めたくなるのは、ファンキーな“sizzloid”が現れた時だろう。
甲高い音を鳴らしながらこちらに向かってくる“sizzloid”を仕留めると、画面上により多くのエイリアンを登場させる原因となってしまう。
ゲーム開始当初は『ソーラー・ストーム』はたいした難易度ではないように思えるかもしれない。しかし難易度はたちどころに高くなっていく。1500点まで獲得するのは至難の業だ。
ボーナス・ステージでは、プレイヤーは画面の中心にある惑星の周りにカーソルを動かし、画面の上下に現れる宇宙船を撃っていく。タイムオーバーになる前に五つの宇宙船を破壊すると一つ自機を獲得できる。
『ソーラー・ストーム』のグラフィックはとてもくっきりしていて、不吉なサウンドエフェクトが緊張感を高める。
二人プレイモードでは、二人のプレイヤーが途切れなく交互に自機を操作するようになっている。
そんなわけで、『ソーラー・ストーム』をプレイしてみよう。そしてエイリアンどもを叩きのめそう。