2012年3月12日月曜日

International Soccer (1982) (Atari 2600)



 
動画 ― International Soccer for the Atari 2600
http://www.youtube.com/watch?v=vm3KQyLIICA
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://videogamecritic.net/2600hl.htm#International_Soccer
  
発売元 M-Network(1982)
評価 C+
 
アクション性の高いこのサッカーゲームはリアリズムと娯楽性との両方に気を配っている。
International Soccerはフィールドを縦にスクロールさせていくタイプのサッカーゲームで、ラインが現実のサッカーのフィールドと同じようにきちんとひかれている。お互いのチームのフィールド・プレイヤーの数も同様にちゃんと数がそろっている。
プレイヤーはヘディングやバイシクルキックは出来ないけれど、パスをしたりゴールに向けてシュートをうつのはとても簡単だ。
私はボールが(パスを味方選手が受けるか、敵にインターセプトされるまで)完全に止まらないようにできていたり、ボールがラインを割って外に出る事がないようになっているこのゲームの仕様が好きだ。それによって試合が途切れることなくプレーできるからだ。
欠点は、ボールが太いラインの上にのってしまった時にボールがどこにあるのかわからなくなってしまう事と、最もキーパーの活躍が期待される場面で、キーパーが道に迷ったかのようにゴールをはなれてうろうろと歩いていってしまうというような事が出来てしまう点だ(彼は一体全体どこに行こうとしたのだろうか?)。
それから、時々どっちのディフェンダーを操作しているのか判別がつきにくい事があったりする。
試合は活き活きとしたものになるものの、前半と後半の両方を遊ぶと少し長く感じてしまう事がたびたびあるので、おそらくプレイヤーは前半だけ遊びたいと思うようになるかもしれない。
私の友人のスティーブは実際にサッカーをやっているのだけど、彼は対戦相手が誰であろうと、このゲームで相手を打ち負かすことを本当に楽しんでいる様子だった。
一人プレイモードのバリエーションをもっといいものにすることが出来たと思うけど、でももしあなたがスポーツゲームで対戦するのが好きなひとなら、必ずInternational Soccerがやりがいのあるものに感じられるはずだ。