2012年3月18日日曜日

Jr. Pac-Man (1988) (Atari 2600)



 
アーケードからの移植作。
 
Atari 2600版の他に、Commodore 64版、DOS版が存在する(機種別のスクリーンショット)。
 
動画 ― Jr. Pac Man Atari 2600 Review
http://www.youtube.com/watch?v=ZbZM_ZlQBY4

 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://videogamecritic.net/2600hl.htm?ext=46218#Jr._Pac-Man

 
発売元 Atari (1988)
評価 A-
 
Atari 2600版の『パックマン』が発表された時、アーケード版とはまったく似てなくてがっかりさせられた。
"Ms.Pac-Man"はアーケード版により忠実に移植されていたけれど、少し簡単すぎた。
このJr.Pac-Manはアーケード風のグラフィックと高い難易度によって"スイート・スポット"をついてきた。
このゲームには良く出来た迷路の数々が用意されている。
各面が広いために、プレイヤーが動くと画面が上下にスクロールする。
主人公のジュニアはプロペラのついた小さなビーニー帽で着飾っていて、ゴーストに捕まると帽子が画面の下に落ちていきながら彼が消えていく。
本体のセレクトスイッチでプレイヤーは画面の右下に表示されるオモチャの形をした記号を参考にして、どの迷路からゲームをはじめるか選ぶことが出来る。それらの記号が何を意味しているのか理解するのは本当に困難だ。
どの面からはじめようとも、プレイヤーの腕がためされるほど難易度が高いので、もっとも良いジョイスティックを使って、きちんと固定して操作しよう。
ゲームは激しいペースで進んでいくので、素早い思考力と猫のような反射神経が必要となる。
私はこのゲームを“もっともプレイヤーの手に負担をかけるゲーム”とみなしている。
ゴーストはプレイヤーの操る主人公を情け容赦なく、絶え間なく追いかけてくるので、プレイヤーはパワー・ピルを“身を守る”ために使わなくてはならなくなるのだ!
パワー・ピルの効果はそう長くはもたないので、四匹のゴーストをがつがつ食べていくようなことは滅多に出来ない。
たったひとつの迷路をクリアしただけでも、それはとてつもない功績となるのだ!
それでもまだ十分に難易度が高くないとばかりに大きくなるドットがいくつかあり、そのドットを食べると主人公の動くスピードが遅くなる。
また、迷路をさまようオモチャ達は、パワー・ピルを壊していく。差し出がましいやつらだ。
それでもJr.Pac-Manはすごく中毒的だし、疲れ切ったゲーマーがもとをとるために必死になることうけあいだ。