2012年3月22日木曜日

Miner 2049er (1982) (Atari 2600)



Matthew SmithがZX SpectrumのManic Minerを作るにあたって参考にしたゲーム。
 
Miner 2049erはさまざまな機種で発売されている(機種別のスクリーンショット)。
   
動画 ― Miner 2049er for the Atari 2600
http://www.youtube.com/watch?v=lWlhqBX1u3E

これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://videogamecritic.net/2600mm.htm#Miner_2049er

発売元 Tigervision (1982)
評価 F
 
数々の機種でこのゲームをプレイしたMiner 2049erのベテランとして自信を持っていえるのは、このAatri 2600版のMiner 2049erはクソだということだ!
Miner 2049erは『ドンキーコング』からインスピレーションを受けたプラットフォーム・ゲームだ。念入りに描きこまれた画面には、すべり台や瞬間移動装置、そしてTNTキャノンなどが描かれている。
ゲームがはじまると、映画『荒野の決闘』のテーマ曲が流れるのだが、そのBGMの質は物凄くひどい。
明るいグラフィックは悪くないけれど、ゲーム内容は残念な出来になっている。
このゲームの他のあらゆる機種のバージョンと違って、プレイヤーの操作する主人公はカタツムリのようにゆっくりとしたペースで動く。
各ステージをクリアするためには、画面上のすべてのプラットフォームの上を歩いていかなければならないことを考えると、これは深刻な問題だ。
とてもゆっくりと画面の最上段まで上りきったのに、誤ってすべり台で画面の底の方まで戻ってしまったときなどは、特にやる気がなくなってしまう。
アニメーションはお粗末で、サウンドエフェクトは不快だ。
さまよっているエイリアン(だか何だかわからないクリーチャー)の上を飛び越えていくことはほとんど不可能だ。
ライフをひとつ失うたびに、ステージの最初からはじめなければならない。
このゲームは恥辱的なゲームだ。
もしあなたが本来のきちんとしたMiner 2049erを遊びたいならば、すばらしい出来のAtari 5200版か、もしくはColecovision版をプレイしてみてほしい。